freakbeat

2018/09/22 20:39

知らない人は損してるなーと思うこと #35 【10年掛かった性能UP】


昨日も記事にしましたが、MB/sとGbpsのお話の続き(というか派生)です。


10Gbps-対応のLANカードが実売1万円を切ったというニュースを目にしました。
昨日の記事のおさらいですが、10Gbpsというのは、1250MB/sです。
わかりやすく例えると、1250Km/hは音速と同じだとも例えました。


LAN(イーサネット)の規格もおさらいしてみます。

1BASE 1Mbps≒0.15MB/s 時速15センチ≒(カタツムリ)
10BASE-T 10Mbps≒1.5MB/s 時速1.5キロ(徒歩より遅い)
100BASE-T 100Mbps≒12.5MB/s 時速12.5キロ(自転車)
1000BASE-T 1000Mbps≒125MB/s 時速125キロ(高速道路追い越し車線)
10GBASE-T 10Gbps≒1250MB/s 時速1250キロ(音速)←今ココ! 


PCとの接続はPCI Express x4 です。
(こちらも当然10Gbps≒1250MB/s対応)

10Gbpsの一般向けインターネット接続サービスが登場し
4Kの動画編集ができる環境が整いつつある今
1000BASE-Tでは、いくら速いPCを使っていても
ここがボトルネックになる可能性は高いです。
何より、1000BASE-Tから今回の10GBASE-T規格が出るまでおよそ10年掛かっています。

インターネット、NAS、サーバ、ハブ、ルーター全てが10GBASE-Tで繋がる幸せを想像してみてください。
1GBのファイルのコピー(転送)が2秒掛からない。
10GBのファイルのコピー(転送)が20秒掛からない。
100GBのファイルのコピー(転送)が200秒(3分ちょっと)掛からない。

夢のようです


10GBASE-TのLANポートが標準搭載されたマザーボードもよく見かけるようになってきました。
ネットが遅い、NASが遅いと感じている方は乗り換えを検討しても良いタイミングです。
10年停滞していた技術のブレイクスルーです!
少しの出費で最大の効果が得られるという意味では最高にお勧めです!


Freak Beat PCでは、素組みのPCを販売しているわけではなく
細かいながらも、絶対に入れておいた方が良いと思ったフリーソフトや
絶対にしておいたほうが良いと思う、細かな設定を一台一台、愛情を込めて
時間を掛けて行っています。

お母さんの手作りねぎま串焼き(ダイショーの味塩胡椒味)みたいなものです 笑


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